日本臨床外科学会の優秀論文賞を頂きました

松下「日本臨床外科学会の優秀論文賞を頂きました。」
受賞した論文は、この論文です。
・松下公治,大橋直樹,多賀谷信美,星野明弘,柏木邦友,三原良明:腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)による日帰り手術の短期成績,日本臨床外科学会雑誌 2020;81:1703-1709
» 優秀論文賞受賞者についてのお知らせ
» 受賞者コメント
» 論文PDF(全文)
TAPPによる日帰り手術(以下、日帰りTAPP)をまとめた本邦初の論文である点が評価されたと思います。
鼠径ヘルニアの日帰り手術は、欧米では20-92%であるのに対し、日本ではわずか1.3%です。さらに日本では、鼠径ヘルニアの日帰り手術の多くは鼠径部切開法で行われており、腹腔鏡下手術はわずかに過ぎません。
日帰りTAPP1408例の手術成績を検討することで、その安全性を検証しました。日帰りTAPPのノウハウ・工夫や、術式による日帰り鼠径ヘルニア手術の比較についてもまとめましたので、是非御覧ください。
外科医の仕事術のコンテンツ
- 日本臨床外科学会の優秀論文賞を頂きました(本記事)
- WixからWordPressに移行しました【引越しの理由や手順は?】
- 私がおすすめする読書法を公開!読書で成果を出す具体的な方法とは?
- お気に入りの一品【お勧めです】