大獣医療展

第4回大獣医療展【イヌ×ヒト縫合手技】セミナーで講演

第4回大獣医療展イヌ×ヒト縫合手技セミナーに演者の一人として参加しました。イヌとヒトの解剖学的な違いや縫合手技の実際について、獣医師とヒトの医師が2時間にわたってディスカッションしました。

私自身、獣医療から学ぶことがたくさんあり、刺激になり、とても面白かったです。終わってみれば、2時間はあっという間でした。

イヌには皮筋(筋肉の端が皮膚と繋がっているもの)が全身に分布しているそうです。ヒトの皮筋は表情筋ぐらいで、そのおかげで表情をつくることができます。

解剖の違いを考えるには、発生学に戻る必要があり、久しぶりにラングマン人体発生学を読み直しました。学生の頃には難しかった発生学が、今読み返すと結構面白く感じました。特に、前腸、中腸、後腸がどのように発生したのかを知ると、腹腔内臓器の複雑な解剖がよく理解できます。

縫合糸や手術器具、皮膚縫合、真皮縫合、消化管縫合などについても、ディスカッションしました。お互いにこだわりのポイントを述べあい、面白かったです。どうしてそうするのか、何に注意しているのか、言葉にすることで自らの理解も深まりました。

大獣医療展

貴重な機会を与えて頂いた株式会社エレファントピクチャーズ様、コーディネータを務めて頂いた井坂光宏先生、熱いディスカッションをして頂いた藤田敦先生、誘って頂いた大橋直樹先生には、この場を借りて御礼申し上げます。